青木家とは2004年から2006年に放送された「ザ！激動！大家族！」の人気シリーズです。
大家族の中でも闇が深いと言われている大家族で、現在までに多くの都市伝説がネット上を中心に残っています。
今日は、青木家について言われている噂や都市伝説を、本人らや近しい人の言及を元にまとめてみたいと思います。
青木家とは？放送当時からのあざみと父母の違和感
テレビで放送された青木家については別記事にまとめてあります。
簡潔に説明するならば、青木家で母代わりとなる”あざみ”さんを生んだフィリピン人の女性がいて、その女性と再婚した義父の信義さんが中心の話です。
お互いにバツイチ子持ちで結婚（父は母より19歳年上）し、結婚後に６人の小宝に恵まれるも、5人目を生んだ後に母親は失踪。
残された父・信義さんは義娘のあざみさんと失踪した母との間に生まれた６人の子供をシングルファザーとして育てないといけないというのがスタート。
しかし、義娘のあざみさんが14歳で妊娠&出産し、相手の男性とは結婚せずにシングルマザーで育てることを決断。
結果的にあざみさんは出産後も実家で育児することになり、学業よりも家事&育児に専念し、下の６人兄弟の母親代わりも兼ねて奮闘することになったのです。
あざみさんは14歳で妊娠して15歳で出産し、すぐに2人目も出産。
自分の2人の子供と下の6人の兄弟、合わせて女５男３の親代わりとなったのです。
青木家にいる子供の肉親を整理すると以下のようです↓
| 親 | 名前 | 生まれた年 |
| 前夫との長女 | あざみ | 1988年生まれ |
| 信義との次女 | あけみ | 1990年生まれ |
| 信義との三女 | あいら | 1994年生まれ |
| 信義との長男 | 義彦 | 1994年生まれ |
| 信義との次男 | 翔 | 1996年生まれ |
| 信義との三男 | 優 | 1998年生まれ |
| 信義との四女 | あすか | 2000年生まれ |
| あざみの長女 | さとみ | 2005年生まれ |
| あざみの次女 | かなみ | 2006年生まれ |
青春と言われる時期に家事と育児に追われ、さらには失踪した母親と会える日を夢見て暮らすという、かわいそうな状況で奮闘するのです。
当時から難しい状況に負けじと頑張るあざみさんを応援したいという視聴者が多く、青木家は高視聴率を連発しました。
長女・あざみが出産した赤ちゃんが成長すると義父・信義にそっくり！→その後に放送中断
多くの視聴者から応援されてきた青木家。
2人の子供を生んだあざみさんは毎日のように家事と育児に勤しみ、その頑張りは義父・信義さんと下の兄弟からも認められていました。
母の日には家族全員からプレゼントが贈られ、特に下の兄弟は「お手伝い券」を作ってあざみさんに渡し、あざみさんはそれに涙を浮かべていました。
家族も仲良しで何も問題がなさそうな青木家ですが、実はこの頃から視聴者はある違和感を感じていました。
それは、あざみさんが出産した2人の娘が、大きくなるにつれで、目元が義父の信義さんに似てきたのです。
基本的に、あざみさんと義父の信義さんは血縁関係にないので、信義さんに似た子供を産むには、信義さんとダイレクトに肉体関係を持つ以外ないのです。
「もしかして義娘と義父が・・・？」と良からぬ噂が出始め、視聴者から番組にお問合せが殺到した矢先、2006年3月の放送を最後に青木家は放送終了。
放送が終了した後も、当時の掲示板なので、「もしかしてあざみちゃんの子供って・・・？」という噂が蔓延しました。
あざみさんは2006年に「まっすぐ」、2007年に「いつも」を出版し、大家族の裏側などを綴りましたが、そこには自分が生んだ子供の父親が義父であるような内容は一切ありませんでした。
あざみが失踪？結婚するも旦那がひき逃げで逮捕されブログも炎上
あざみさんは2006年と2007年に書籍をリリースをすると、2冊ともに大ヒットとなりました。
書籍では小学生の頃に悪さをしていた話、施設に入った当時の話などを詳細に綴り、あざみさんという人物に興味を持ち、支持するファンも増えていきました。
また、当時のあざみさんはホームページ上でブログを開設しており、話題性のある彼女のブログには多くのファンがアクセスしていました。
普通の年頃の女の子らしい投稿が目立ち、文章もギャル文字で、あざみさんらしさが満載のブログでした。
あざみさんは放送終了後に、”飯島広樹”さんという”鳶職”の男性と結婚。
ブログでは旦那と子供が大好きな良きお嫁さんのイメージで好評でしたが、2009年に飯島さんが広島で轢き逃げ事件を起こすと事態は一変します。
鳶職の旦那・飯島広樹が逮捕されブログで悪態
旦那の飯島さんが轢き逃げした相手は亡くなってしまうなど大事件だったのですが、あざみさんはブログに「旦那は遠出してる」と警察のミスリードを引くような書き込みをしたのです。
さらに、旦那が起こした死亡事故が読者に知られると、今度は「旦那がパクられたから何？」「旦那の事チビ達の事には、一切も-ふれないで！！旦那は旦那でちゃンと反省してンだｶﾗ！！」と逆キレし、読者からの信頼を失いました。
その後にあざみさんはブログを閉鎖することとなりました。
あざみが週刊誌に義父・信義との子供や虐待を告白。ガセネタ疑惑も・・・
2009年に旦那の事件を巡ってブログが炎上してしまったあざみさん。
ほぼ同時期（２００９年）に、今度は週刊誌に自分の家族や、義父との関係についてのネタを持ち込みました。
あざみさんは週刊誌に、ずっとネット上で噂された”2人の子供の父が義父説”を大まかに認めるなどし、すぐに大きな話題となりました。
主に週刊誌に告発した内容は、
・中学生の頃から義父から性的虐待を受け続けていた。
・あざみが産んだ2人子供は父の子
・実は番組に登場していない産んだ子供がいる（※番組では2人しか紹介していない）
・小学生の頃から相当な悪さをしていた
・実は自分は長女じゃなくて次女（※番組では長女扱い）
・母親はテレフォンカードの偽造などグレーな仕事をしていた
驚くべきは、あざみさんは中学生になって以降、ほぼ毎日のように義父から性的虐待を受けていたということです。
あざみさんはフィリピン人の母と前の父親の間に誕生しましたが、生まれてすぐに養護施設に預けられ、母と暮らし始めたのは小学5年生の頃で、その時には母は義父と再婚して一緒に暮らしていたのです。
つまり、義父にとってあずみさんは、小学５年生になって急に一緒に住んだ子に過ぎず、その状況で中学生になってすぐに母親が出て行ってしまった流れから、性的欲求を発散させるのに都合の良い相手となってしまったとのことです。
性的虐待は家族全員で雑魚寝している部屋で、2日に1回のペースで行われたそうです。
あざみさんは、中学2年生の頃に義父の子を妊娠し出産、同級生はあざみさんのお腹がどんどん大きくなっていくことに驚き、当時から周知の事実だったそうです。
義父にとってあざみさんは恋人のような扱いで、彼氏ができると激昂して普段以上に暴行を加え、皿を投げつけたり、時にはタバコの火を押し付けるなどのDVがあったそうです。
お酒に酔っている時も、常習的に暴力を振るうなどっしていたようです。
あざみは長女じゃなくて次女。そして放送前に1人を産んでいた
父親からの性的虐待だけでなく、テレビで放送された妊娠が最初ではなかったことも告白しました。
番組では高校生になって第一子、第二子を出産したと伝えられましたが、実は中学生2年の14歳の頃に1人目の子供を産んでいたのです。
あざみさんは、2006年3月の番組終了までに、合計で3回の出産をしていたということです。
| 長女・ななみ | 中学2年の頃に出産（※TVでは登場せず） |
| 次女・さとみ | 2005年1月19日 |
| 三女・かなみ | 2006年10月3日 |
中学2年生の頃に産んだ第一子の女の子は、当時は育児が困難な状況だった為に施設に入れたそうです。
また、義父にも連れ子の女の子がおり、その子はあざみさんよりも年上で義姉がいたことも告白しています。
つまり、あざみさんはずっと”長女”として紹介されていましたが、実際は次女だったということです。
あざみの告発はお金目当てのガセネタ？合意の元で愛し合い母が失踪した説
2009年に週刊誌に義父や実母の暴露ネタを売ったあざみさん。
あざみさんが週刊誌に訴えた内容を巡っては、ネットでは賛否両論でした。
そもそも、旦那が轢き逃げ事件で逮捕された時期と近かっただけに、”お金目当てではないか？”という悪印象が強くありました。
主に言われているのが、
・狭い家に兄弟が大勢いて性的暴力を受けるのはおかしい
・嫌いな相手の子供を2人も産んでるのはおかしい
・慢性的にDVを受けていた割には傷などがないのはおかしい
などです。
ネット上では、あざみさんと義父は合意の元で行為を行っていたのでは？との説が有力で、フィリピン人の母はそのことが嫌で外で彼氏を作って出ていったのではないか？との都市伝説が定説となっています。
義父・信義が2015年にはあざみの告発を否定。2015年の時点で子供を置いて家出状態
2009年にあざみさんが週刊誌にネタを売った6年後、2015年に今度は父の信義さんが告発しました。
当時とは違う一室に住む、父・信義氏に近況を聞いた。
「相変わらずですよ。一緒に暮らしているのはあざみの置いていった子ども2人と一番下の女の子（高2）だけだけど」
そう話す信義氏の周りを赤ん坊がハイハイし、就学前の男児が遊んでいる。「3女の子ども。60越えたし仕事はあるときだけして、あとはこうやって遊びに来るから子守りだよ。男の子たち3人も皆、18くらいで所帯もって子ども作ってる。そのほうがあともラクだしいいじゃない」
孫たちには〃じぃじ″と呼ばれているという父に、あざみさんの近況を聞く。
「全然連絡とってない。旦那が刑務所入ったりして半年くらいは行き来してたかなあ。結婚が続いてるのかどうかもわかんない。でももう27だしね」
あざみさんが父に託した子は小5と小3になった。
「（会いたがったり）ぜんっぜんしない。孫は自分で『ママはいない』と言いますからね」
それでも、困ったりはしていないと明言する。
「ノホホンとしてますよ。世間はうちのことうらやましいみたい。だって子どもたちと一緒に、居酒屋行って飲んだりしてるからさ
お父さんはあずみさんがいないことで特に困っていることはないようです。
他の子供達が結婚して子供を産んだおかげで、毎日が賑やかで楽しいそうです。
あざみの現在。義父の取材と元彼のYouTube出演。”結婚して旦那がいる”
青木家は闇の多い大家族として、長年ネット上で様々な憶測が書き込まれていました。
放送後はネット上で近所に住んでいたという人らから、
「番組では黒染めしてたけど普段は全員金髪でガラ悪い」
「子供が老人の家でトイレ借りるふりして食べ物を盗んだ」
「父親はやばい繋がりのある人で怖い」
「ご近所トラブルが多かった」
などの書き込みがありました。
2015年には義父が週刊誌の取材に答え、現在のあざみさんは3人の子供を残して家を出ており、子供たちもあざみさんがいない生活に慣れていると告発されていました。
2024年に元彼があざみの近況や過去を暴露？
2024年になって、あざみさんと13年ほど前に出会って交際していたという男性がYouTubeチャンネル「メシアの告発」に出演し話題となりました。
元彼はチャンネルの中で「774」と名乗り、顔出しは控えた状態で、あざみさんの極秘情報や番組の裏側などを告発しました。
元彼”774”はあざみさんと交際していた証拠として、彼女との写真を提出していました。
顔にはスタンプが押されていましたが、チャンネル側の方は顔を確認し本人と確証を取っているようでした。
774さんとあざみさんの出会いは2010〜2011年頃で、当時流行っていた”前略プロフィール”で、彼女の方からメッセージが来て仲良くなったそうです。
”前略プロフィール”というのは2000年代の若者の間で流行った、簡素なプロフィールと掲示板を一体型にしたようなサービスで、あざみさんが元彼のことで炎上したのも同系列のサービスのブログでした。
当時の774さんは静岡県に住み、あざみさんは埼玉県に住んでいたようで、遠距離恋愛をしていたそうです。
出会った頃から名前が「あざみ」ではなく、「青木」という苗字でもなかったそうで、知ってる限りで苗字は2回変わっているとか。
あざみさんは埼玉に帰っても実家ではなく友達の家に泊まり歩いており、”家のない子”という印象だったとのことです。
実家に帰らない理由としては、父親がお金のない人だった為に、金銭的な何か事情があったのでは？と思ったそうです。
「メシアの告発」に出演した元彼・774の暴露内容を整理
元彼・774さんがYouTubeの中で暴露した内容をまとめてみました。
・兄弟はエキストラで台本があり、父親以外は知らない人だった。
・付き合った当初から”あざみ”という名前は聞いたことがなく、”あざみ”という名前自体が嘘の可能性もある。
・埼玉の実家はテレビで登場した場所とは違う場所にあった。
・本はゴーストライターであざみ氏に印税はなく、報酬があったとしても父親に振り込まれていたと思われる。
・母は蒸発したという設定だったが、母の居場所は知ってる雰囲気だった。母親に纏わる話はほとんど聞かされなかった。
・週刊誌であざみ氏が告発したという内容は、実は何者かが補修した内容。
・あざみ氏自体が嘘を多くつく子だった。
・あざみ氏は気が強く、典型的なヤンキー気質の女性だった。彼氏の親とも喧嘩をしていた。
・父親と仲が良かった昔話が多く、週刊誌に告発したという内容が本当にように思えなかった。
・現在は結婚して子供もいる。
・元彼から見て、テレビやメディアの情報で、彼女のことで正しい情報は少ない印象だった
元彼の告発にコメント欄は大荒れ。”彼女の兄弟と同級生だった””子供が圧倒的に父親に似てる”と非難の嵐
元彼・774さんによる衝撃の内部告発は大反響を呼び、動画の再生数は大きく伸びていました。
774さんの告発を聞いて「やっぱりか」と納得した方が多くいましたが、その逆の否定派も多くいました。
コメント欄では、放送当時に彼女の自宅近所に住んでいたという方や、兄弟と同級生だったという方からのコメントもありました。
特に”兄弟がエキストラである”という話と、あざみ氏が”生んだ子供は父親の子供ではない”という話に関しては否定的な意見が多くありました。
書かれたコメントを省略してまとめると、
・実家の近所に住んでいたが、一家の兄弟は近所で問題行動を起こして有名だった。
・さすがに顔出し兄弟がエキストラは無いですよ。
・あざみさんの妹さんと同じ中学の同級生だった。良い噂を聞かなかった。大家族だったのは間違いない。
・あざみさんの子供が父親に激似なので、血縁関係のない父の子を産んだのはほぼ確定。
・「知ってるだけで名字2回変わってました」とかあり得えない。裁判所で手続きするのに何ヶ月掛かると思ってんだ。ただの『偽名』だっただけ。
という意見が多くありました。
元彼だとして告発した方に対する信憑性も問われる結果となりました。
ただ、仮に彼が偽りの告発をしていたとしたら、あざみさんは現在は守ってくれる人に支えられているということでもあるので、決して悪いこともでもなさそうです。
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